Amazon Rekognitionとは
やりたいこと
Amazon Rekognitionで犬種を見分けるモデルを作る
プロジェクトの作成
データセットの作成
モデルの学習(待ち時間 45分くらい)
写真から犬種を推論してみる
モデルをデプロイ(待ち時間5~10分くらい)
推論したい画像をS3バケットにアップロード
推論してみる
お片付け
Rekognitionのプロジェクトを削除
S3バケットを削除
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Amazon Rekognitionとは
💡
簡単に解説
- 画像や動画を解析するAWSサービス
- 顔認識や物体検知、感情分析など、様々な情報を抽出することができる
- 機械学習の知識がなくても簡単に始められる
やりたいこと
- Amazon Rekognitionを使ってラベリングした画像から機械学習モデルを作成する
- Amazon RekognitionのAPIを使って、学習した機械学習モデルに推論させてみる
Amazon Rekognitionで犬種を見分けるモデルを作る
プロジェクトの作成
- Amazon Rekognitionのコンソールにアクセスし、「カスタムラベルを使用」をクリック
- Amazon Rekognition カスタムラベルのコンソールに遷移するので、「プロジェクト」をクリック
- 「プロジェクトの作成」をクリック
- プロジェクトを作成する
データセットの作成
- 「データセットを作成」をクリック
-
データセットを作成する
-
設定オプション:
1つのデータセットで作成
-
画像をインポートする:
SageMaker Ground Truthでラベル付けされた画像をインポートする
-
マニフェストファイルの場所: SageMaker Ground Truthのラベリング結果が出力されているmanifestファイルの S3バケットのURIを入力
💡manifestファイルの場所
- SageMaker Ground Truth ラベリングジョブのコンソールより、自分が作成したジョブを選択
- 「ラベリングジョブの概要」にある、「出力データセットの場所」から辿ることができる
- 「出力データセットの場所」のリンクをクリックし、manifests → output → output.manifest
- manifestファイルをクリックすると表示される詳細画面で、「S3 URIをコピー」で、S3バケットのURIをコピー
- コピーしたパスを「マニフェストファイルの場所」のテキストボックスにペースト
-
設定オプション:
- 以下のような画面になる
モデルの学習(待ち時間 45分くらい)
- 「モデルのトレーニング」をクリック
-
設定はデフォルトで「モデルをトレーニング」をクリック
(ポップアップが表示されるので、再度「モデルをトレーニング」をクリック) -
モデルの学習が開始すると、プロジェクトの詳細画面の「モデル」からステータスを確認することができる
「モデルのステータス」から学習中の場合はTRAINING_IN_PROGRESS
と書かれ、完了すると、TRAINING_COMPLETED
と表示される
写真から犬種を推論してみる
モデルをデプロイ(待ち時間5~10分くらい)
- プロジェクトの詳細画面の「モデル」から作成したモデルをクリック
- モデルの詳細画面に遷移するので、「モデルを使用」をクリック
- 「モデルの開始または停止」から、「開始」をクリック(ポップアップが表示されるので、「start」をクリック)
推論したい画像をS3バケットにアップロード
-
以下の画像をダウンロード
-
Amazon S3のコンソールにアクセスして、
最初に作成したS3バケット
を選択 - 「アップロード」をクリックし、画像をアップロード
推論してみる
- モデルの開始または停止のステータスが、「実行中」になったら準備完了!
-
「モデルを使用する」から「画像を分析する」のコマンドを確認して、BucketとNameを置き換える
-
Bucket:
最初に作成したS3バケット
-
Name:
goro.jpg
-
Bucket:
- 画面の左下から、CloudShellをクリックして、起動
- コマンドをペーストして実行(ペーストするとポップアップが表示されるので、「Paste」をクリック)
- 推論結果が返ってくるはず!!
お片付け
Rekognitionのプロジェクトを削除
-
「モデルを使用」の画面より、「停止」をクリック(ポップアップが表示されるので、
stop
と入力して、「Stop」をクリック) - プロジェクトの一覧画面から、「削除」をクリック
-
テキストボックスに
削除
と入力し、「Delete associated datasets and models」をクリック -
モデルとデータセットが削除されたら、以下のような画面になるので、
削除
と入力して、「Delete」をクリック
S3バケットを削除
-
Amazon S3のコンソールより、
最初に作成したS3バケット
を選択し、「空にする」をクリック -
テキストボックスに
完全に削除
と入力し、「空にする」をクリック - 削除が完了したら、「終了」をクリック
-
先ほどと同様に、
最初に作成したS3バケット
を選択し、「削除」をクリック -
バケット名を入力し、「バケットを削除」をクリック