🚀 ニフティ’s Notion

【サーバ運用入門2024 #2】エディタ操作&シェル操作

🏁この章の目指すところ🏁
エディタの超基礎的な操作を身につける
シェルコマンドとその挙動をなんとなく理解する

エディタ操作

vim
なにこれ?
  • テキストエディタ
  • vi って見たことがあるけどどう違うの?
    • viを強くしたのがvim
      • サーバに大体入っているのでこれを使う
    • undoなど複数回行える
  • vimを愛する者たちがいる
ファイルの開き方

vim ファイル名 でファイルを開き、ファイルが存在しない場合は新規作成になる。

vim /hoge/fuga/test.txt
開くとこんな感じ
sample line 1
sample line 2
sample line 3
sample line 4
sample line 5
~
~
~
"test.txt" 5L, 70B
  • 終了
    # vimを閉じるコマンド
    :q
  • 保存
    # 保存するコマンド+vimを閉じるコマンド(:w :q)
    :wq
  • 読み取り専用や他の人が開いている時に上記操作ができない場合
    # 強制的に+保存するコマンド+vimを閉じるコマンド(:w! :q!)
    :wq!

なんかよくわからない!って時はとりあえずctrl+c → :q!

モード
  • インサートモードに入る(カーソルがある場所から開始)
    i
  • インサートモードから抜ける
    Esc
    # 環境によってはEscが他の操作と競合して使えないこともある
    Ctrl + c
基本的な操作
  • 左へ移動
    h
  • 下へ移動
    j
  • 上へ移動
    k
  • 右へ移動
    l
  • 矢印キーでも上下左右移動ができます

  • 先頭行へ移動
    gg
  • 最終行へ移動
    G
  • 任意行へ移動
    任意の行数番号 -> G
    # 1行目に移動する場合
    1 -> G
時間が余った人向け

冒険してきてください

シェル操作

シェル操作は、LinuxやmacOSなどのUnix系OSでの作業を効率化するための重要なスキルです。

以下に、いくつかの基本的なシェルコマンドを紹介します。

  1. ls : ディレクトリの内容をリストします。オプションを追加することで、詳細な情報を表示したり、特定のパターンに一致するファイルだけを表示したりできます。
ls -l  # 詳細な情報を表示
ls *.txt  # .txtで終わるファイルだけを表示
  1. cd : 現在のディレクトリを変更します。
cd /path/to/directory  # 指定したディレクトリに移動
cd ..  # 一つ上のディレクトリに移動
  1. cat : ファイルの内容を表示します。
cat filename
  1. grep : ファイルの中から特定のパターンに一致する行を検索します。
grep 'pattern' filename
  1. sort : ファイルの行をソートします。
sort filename
  1. uniq : 連続する重複行を削除します。 sort と組み合わせてよく使われます。
sort filename | uniq
  1. awk : ファイルの各行に対して特定の処理を行います。フィールド(列)の抽出や計算などに使われます。
awk '{print $1}' filename  # 各行の1列目を表示
  1. cut : ファイルの各行から特定のフィールドを抽出します。
cut -d':' -f1 filename  # コロンで区切られた各行の1フィールド目を表示
  1. wc : ファイルの行数、単語数、文字数を数えます。
wc -l filename  # ファイルの行数を表示

これらのコマンドは、パイプ ( | ) を使って組み合わせることができます。これにより、一連の処理を一行のコマンドで実行することができます。例えば、ファイルから特定のパターンに一致する行を検索し、その行数を数えるには以下のようにします:

grep 'pattern' filename | wc -l

これらは基本的なコマンドの一部ですが、これらを理解し使いこなせるようになると、シェルでの作業が大幅に効率化します。